歯周内科治療

歯周病が薬で治る歯周内科学とは

歯周内科治療

■お薬で歯周病を治してしまう治療の総称です。
歯科における2大疾患といえば、「むし歯」と「歯周病」。これは現在の歯科医療においては、感染症であるという結論になっています。


■なぜ感染症なのに治らないのでしょうか?
医科において一般的な感染症は風邪です。
一般的な風邪であれば医師の指示に従ってきちんと薬を飲めば、ほとんどの場合、治ってしまいます。


■歯周病も同じように治らないのでしょうか。
現在の歯周病治療は外科的な処置が主流です。
しかし、それは歯科医師が特殊な技術を持ち、患者様も歯磨きがうまくできるという厳しい条件下でないと、良い結果がうまれないのです。




どんな条件下においても同じ方法で、簡単に良い結果が生まれる方法はないものかと、多くの歯科医師が知恵を出し合った結果生まれたのが、薬で歯周病を治す歯周内科という治療法なのです。



※重度の歯周病の方は、外科的治療が必要です。
歯を失ってしまった人や歯を残すことが困難な場合は、正しい咬みあわせを維持するため、入れ歯インプラント治療をおすすめします。

歯周内科治療の4つの大きなポイント

歯周病菌

○位相差顕微鏡での菌の確認
○細菌の除去薬剤の内服
○カビの除去薬剤あるいは、 カビとり歯磨き剤での歯磨き
○除菌後の歯石取り

特に、位相差顕微鏡での菌の確認は大きなポイントです。位相差顕微鏡でお口の中の菌を確認しなくてはなりません。
歯周病菌がいるのか、カビが多いのか、あるいは非常にきれいなのか。位相差顕微鏡で確認しないと、お薬の選択ができないのです。

歯周病の治療において歯周病の原因となる菌の検査を希望される場合

治療の流れ

治療の流れ

位相差顕微鏡

位相差顕微鏡

顕微鏡検査では歯周病菌やカビ菌がほとんどの方に見られます。
われわれは患者様のお口の中の汚れをほんの少し採取し、それを顕微鏡で観察します。

顕微鏡で見ることで、今現在の菌の状態を確認することができ歯周病になりやすいかどうか、今はどういう状態なのか、これからどういう状態になっているのかが分かってきます。

さらに映し出された動画像を拡大表示する機能を用いることで治療効果のより分かりやすい説明を聞くことが可能です。

1週間後の自覚症状の変化

自覚症状の変化

○歯ぐきからの出血の改善
○口臭の改善
○朝起きたときのネバつきの改善
○歯ぐきからの膿の改善
○噛んだときの痛みの改善
○歯ぐきの腫れの改善
○歯のグラグラの改善
○歯のしみる感じの改善

などの症状の改善が期待できます。
自覚症状の強い方ほど、1週間後の変化を大きく実感します。

薬による歯周病治療終了後の注意

○歯周病は細菌による感染症なので、再感染に気をつけましょう。
特に性感染に気をつけましょう。

○歯周病を起す細菌が感染しにくいように、お口の中を清潔に保つよう心がけましょう。
歯石やカビ菌を定期的に除去して、毎日の適切な歯磨きをしましょう。

○歯周病を起す細菌が再感染してないか、また、お口の中が再感染しやすい環境になっていないか、歯科医院での顕微鏡を用いた定期検診を受けるようにしましょう。

歯周内科治療で、健康的な生活を送りましょう。